便秘と下痢を繰り返す場合の対策

便秘と下痢を繰り返す場合の対策とは?

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検査をしても異常がないのに便秘と下痢を繰り返す場合、いくつかの原因が考えられます。

 

それが長引いた場合の対策とは一体何でしょうか?

 

便秘と下痢を繰り返すなど、便通に異常を感じた時、最も多いのが過敏性腸症候群(IBS)と呼ばれる症状が考えられます。

 

過敏性腸症候群は、腸の運動の異常や分泌機能の異常により、便通異常を起こす病気の事を言います。

 

これは便秘を繰り返す便秘型と下痢を繰り返す下痢型、そして便秘と下痢を繰り返す混合型に分かれます。

 

今回は便秘と下痢を繰り返す場合、ストレスによる混合型の過敏性腸症候群であることが考えられます。

 

過敏性腸症候群の主な原因はストレスからくるものだと言われております。

 

それと同時に不眠症気味であったり抑うつ感、頭痛や肩こりなどがある場合、過敏性腸症候群の疑いが強いです。

 

例えば、電車に乗って通勤通学途中に、今まで便秘気味だったのに急に腹痛に襲われてトイレに駆け込むパターンがあります。

 

腸と脳は密接な関係があると言われており、不安を感じたりストレスを感じると、それが腸に信号として伝えられ、便秘と下痢を繰り返すなどの以上便通が起きやすくなります。

 

過敏性腸症候群を和らげる対策として、ストレスの解消と食事も糖質や脂質、香辛料など刺激が強いものを避け、アルコールやタバコを控えたほうが良いです。

 

放置すると、不眠の悪化やパニック障害、鬱病を引き起こすリスクが高くなると言われています。

 

ストレスが原因だと言われている過敏性腸症候群は、自己流で治すとなかなか治りにくいため、医療機関でしっかりと治療を行う事が大切になります。

 

特に腸には異常がなく便秘と下痢を繰り返す場合は過敏性腸症候群(IBS)と診断されますが、病院で診察を受けないまま便秘と下痢を繰り返し、さらに血便が出る場合、

 

潰瘍性大腸炎 

大腸がんの初期症状

 

が疑われます。

 

とくに潰瘍性大腸炎と大腸がんの初期症状は酷似しているため、自己判断では難しいと言われています。

 

そのため、きちんと病院に行ってしっかりと診察を受ける事が非常に大切になります。


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