便秘と胃痛の関係とは?
便秘で悩まされている方で、胃痛にも悩まされている方がいらっしゃいます。
便秘で胃痛になったり、なかには胃痛から便秘になるケースもあるようです。
このように、便秘と胃痛は深い関係がありますので、その関係性について調べてみました。
■便秘と胃痛の関係は?
普段から便秘がちの方の中で胃が痛くなることがある場合、
普通の便秘ではないのかも?
と、不安になる場合がありますが、便秘と胃痛が併発するのは珍しくなく、よくあるケースのようです。
便秘で腹痛をともなう事はありますが、胃が痛くなると部分が違うため不安になりやすいです。
しかし、胃と腸は、食べ物を消化する部分としてつながっているため、共に自律神経の影響を受けやすい部分です。
自律神経は交感神経と副交感神経があります。
イライラしたりストレスを感じると交感神経の働きが強くなりすぎて、バランスが乱れやすくなります。
そうなると胃や腸の働きが悪くなるため、胃が痛くなったり下痢・便秘になりやすくなります。
ストレスが溜まると下痢・または便秘になる方や、胃が痛くなって嘔吐をする方がいらっしゃいます。
このように、腸と胃は密接な関係があります。
ですから、お腹の調子が悪くなると胃の調子も悪くなる可能性があります。
また、逆に胃の調子が悪くなるとお腹の調子も悪くなり、便秘になるケースもあります。
便秘になる事で胃が痛くなるのにはもう1つ原因があります。
それは、便秘になり便が腸に溜まる事で、胃が圧迫されます。
便秘が長引くと、胃で消化された食べ物が腸にスムーズに流れにくくなります。
そのため、胃の中で食べ物が長時間残る事になり、それが原因で胃痛を引き起こしてしまいます。
また、胃痛の他にもゲップが出やすくなったり、吐き気を伴う場合も多くなります。
また、腸内に便が溜まる事で有毒ガスが発生しやすくなるため、オナラも出やすくなります。
ちなみに有毒ガスの影響で肌荒れや冷え性にもなりやすくなります。
■胃痛から便秘になる原因とは?
胃痛が起きるという事は、胃に何らかの悪い影響や負担がかかっている事になります。
例えば、刺激の強い食べ物、辛い物やアルコールを大量に食べたり飲んだりすることで胃に強い負担がかかります。
それによって胃が痛くなります。
胃痛によって胃の機能が低下しますので、食べ物が十分に消化されずに腸に行きます。
十分に消化されない食べ物が腸に行く事で、腸内に詰まりやすくなり便秘につながりやすくなります。
■まとめ
便秘と胃痛は密接な関係があります。
便秘が長引くことで胃が痛くなりやすくなったり、逆に胃痛が長引くことで便秘になりやすくなります。
腸と胃は共に自律神経の影響を受けやすい部位です。
そのため、ストレスが溜まり過ぎないように定期的に発散させたりして、(趣味などの時間を設ける)イライラしやすくならないようにすることが大事です。
また生活習慣(夜更かし防止・運動不足改善)や食生活の改善(外食・コンビニ食を控える)を行う事も大切になります。
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