便秘と睡眠不足の関係とは?
便秘を発症するのにはいくつかの原因があると言われています。
睡眠不足も便秘の原因になる1つだと言われております。
なぜ睡眠不足になると便秘になりやすいのかその理由・原因について調査してみました。
睡眠不足になると、腸の働きが悪くなり、腸が便を排出する際に起こす蠕動運動の働きが鈍くなります。
そのため、便秘になりやすくなると言われています。
また、便は睡眠中に作られると言われています。
睡眠中はリラックスしている状態ですが、便はこのリラックスしている状態に作られやすいのです。
そのため、睡眠不足になると、十分に便を作る事ができなくなり、結果便秘になりやすくなると言われています。
また、睡眠不足により自律神経のバランスが乱れやすくなります。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、排便には副交感神経の働きが必要です。
副交感神経の働きが活発になるのは、リラックス状態の時なので、睡眠不足によって自律神経のバランスが乱れると、副交感神経の働きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。
また、睡眠不足になると、便秘の他にもイライラしたりするなど、精神状態が不安定になります。
睡眠不足によるイライラで興奮しやすくなります。
イライラや興奮状態が多くなると、交感神経の働きが強くなり、副交感神経の働きが鈍くなります。
上記に述べたように、便意が来たり排便するためには副交感神経の働きを強くすることが重要になります。
副交感神経の働きが弱くなれば、なかなか便意が来なくなり、結果的に便秘になりやすくなります。
■夜更かしで夜食やお菓子を食べると便秘の原因に?
また、夜遅くまで起きているとお腹がすきます。
お腹がすくと、夜中に何か食べたくなる場合がありますが、つい誘惑に負けて夜食やお菓子などを食べてしまう事があります。
便は寝ている間に作られ、翌朝に排便の準備を行っています。
毎朝しっかりとお通じが来る方は、前日の夜ご飯から翌朝の朝食まで何も食べない方がほとんどです。
夜ご飯から翌朝の朝食まで、最低8時間以上空けないと、腸の働きが鈍くなると言われています。
この8時間の間に大蠕動と呼ばれる、排便をするために腸が非常に早いスピードで便を外まで送り出す働きをします。
もし8時間の間にお腹が空いて夜食やたくさんお菓子などを食べてしまうと、大蠕動が起きなくなります。
そのため、深夜まで起きているとどうしてもお腹がすき、我慢できずに何か食べてしまう事が多い方は便秘になりやすくなります。
お通じが良い方はこの大蠕動が1日に数回起きると言われていますから、お通じが良いのでしょう。
日頃から便秘でお悩みの方は、なるべくなら早い時間に就寝し、睡眠時間をしっかりと確保する事が大切になります。
また、食物繊維など、野菜中心の食生活にチェンジして、適度な睡眠時間を確保、また夕食と次の日の朝食まで8時間以上空けることで、便秘改善へとつながりやすくなります。
それから、忙しい方は朝食をどうしても抜いてしまいがちですが、朝食を食べる事で、腸の蠕動運動が活発になり、便意が来やすくなります。
忙しくて朝食を食べる時間がない方も、せめてヨーグルトとバナナ1本でも食べると、全く何も食べないよりは蠕動運動が活発になりますので、随分と違ってきます。
最近便秘気味の方は、
または夜遅い時間に夜食やお菓子を食べていないか?
朝食を抜いていないか?
など、今一度チェックしてみると、今後の便秘解消対策としてプラスになるかと思われます。
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